クラクラ寄席 [講談]
こじんまりとした店内で講談90分。
浪花侠客伝30分と、赤穂義士伝60分。
60分ぐらいあると、じっくり聞いていただけるので、嬉しいです。
終わってから、店内で打ち上げ。
料理も美味しく、話も楽しく。
新宿公演 [講談]
来週は新宿で講談会です。
11/30(日)
第11回『クラクラ寄席』
会場/東京・新宿ゴールデン街内「クラクラ」
開場/16:30 開演/17:00
料金/2000円
出演順/旭堂南湖「浪花侠客伝」、「元禄赤穂義士伝」
終演後、別料金ですが、店内で打ち上げがあります。
ぜひお越しくださいませ。
初代快楽亭ブラック [講談]
朝から忙しい一日。
まずは大阪城公園で毎年行われているOBCの「ラジオまつり 10万人のふれあい広場」。
皆、蟹を手にぶら下げて歩いている。
OBCの方々に挨拶。
リスナーさんから声をかけて頂く。
南青の結婚披露宴に行ってから、
福島区の本遇寺へ。
東京から神田京子さんがお越し。
「ジャンヌ・ダルク」と「南部坂雪の別れ」。
私は初代快楽亭ブラックの探偵講談「軽業武太郎」。
来年二月の「講談毎日亭」では、
初代ブラックの探偵講談「双子の犯罪」をやる予定。
終わってから、打ち上げ。
今年の「名探偵ナンコ」もこれで終わり。
南青の結婚式 [講談]
毎年この日はお寺で講談の仕事が入るので、
南青の結婚披露宴を断って、仕事に行くつもりでした。
南青に、
「今回行けなくても、すぐに二回目があるんやろ」
と聞くと、
「ないですよ!」
とのことなので、仕事を断って、披露宴に。
司会は桂三四郎。
余興はインディ(歌)、キタノ大地(マジック)、春野恵子&沢村さくら(浪曲)。
賑やかに。
披露宴に、講談や司会で呼んで頂くことはあっても、
普通のお客さんとして、ただ座っているのは初めて。
マイクが回ってきたので、
一言だけ、南青の喜びそうなネタを披露。
引き出物はゴディバのクッキーとカタログ。
しみじみと良い結婚披露宴でした。
前菜の写真(花嫁が前妻にならないように)。
神田京子さん [講談]
明日の「名探偵ナンコ」は東京から二人もゲストを迎えております。
いつもお馴染みの芦辺拓先生と、
講談師の神田京子さんです。
お値段据え置きです。
滅多にない機会ですので、ぜひお越しください。
11/23(日)
第43回『名探偵ナンコ』~よみがえれ!探偵講談~
会場/本遇寺(福島区福島3-7-38)
開場/18:00 開演/18:30
料金/当日1500円
出演/旭堂南湖「初代快楽亭ブラック 探偵講談」、「弥次喜多 三十石」
スペシャルゲスト・神田京子(東京)「講談二席」
ゲスト・芦辺拓(作家)「対談・探偵講談と探偵小説あれこれ」
OSAKA漫才ヴィンテージ [講談]
USJの中にあるMBSのスタジオに行ってきました。
「OSAKA漫才ヴィンテージ」というテレビ番組の収録です。
東京・大阪合わせて総勢15組の漫才師が集って、
戦国の乱世を戦っているというイメージの漫才番組です。
私は講談調での司会役です。
格好は昨日の写真です。
派手な着物に毛皮のちゃんちゃんこ。
頭はちょんまげ。
かぶき者です。
ライブ感を出すために、
ほぼ生放送のような収録です。
楽屋には豪華なお弁当があって、
メイクもしてもらって、
スタッフの方はてきぱきと動き、
スタジオにも大勢の方が働いていて、
テレビ業界は華やかですね。
私が舞台に登場すると、
スタジオ観覧のお客さんが、
「あれ誰?」
「知らん」
と喋っていて、
笑いをこらえながら、第一声を喋りました。
出演順
前説・女と男
アメリカザリガニ
オードリー
鎌鼬
TKO
サンドウィッチマン
ますだおかだ
のろし
ナイツ
海原やすよともこ
中川家
矢野・兵動
トータルテンボス
フットボールアワー
メッセンジャー
中田カウス・ボタン
放送日
2008年12月7日(日)
毎日放送 15:00~17:00「OSAKA漫才ヴィンテージ」
堀部安兵衛武庸 [講談]
「南湖だんご」無事に終了しました。
長く読み継いでいました堀部安兵衛武庸も大団円。
祖父、安左衛門と父、安太郎のことから、
安之助(後の安兵衛)誕生。
盗賊に父が殺される。
九つで父の仇討ち。
越後新発田の祖父に剣術を習い、
祖父亡き後は、叔父、菅野六郎衛門に世話になり、
諸国修行に出て、馬庭念流を学び、
江戸に出る。
村上兄弟との釜割の一件。
高田馬場での果たし合い。
菅野六郎衛門が殺される。
安兵衛の駆け付け。
堀部の家内からしごきを借りて、十八人斬り。
青松寺で堀部弥兵衛との出会い。
婿入り。
浅野内匠頭との対面。
殿中刃傷。即日切腹。お家断絶。
吉良邸への討ち入り。
見事本懐を遂げる。
長い長い物語。
次は誰のお話になるでしょうか。
お楽しみに。
東海道中膝栗毛 楽日 ~大阪見物~ [講談]
12月5日ぐらいにニュース番組で放送予定とか。
テーマは、「ワッハ上方が無くなるが、その時講談師はどうする?」
まあ、どうもしませんが。
それよりも、
すると、講談会にお客さんがドッと来るかもわかりません。
しかし、視聴者から、
(舞台でこんなことを言っているので、私の場面はカットされていると思います)
さて、
明日になれば百両が貰えると知った弥次さん喜多さんは、
新町へ行きたいというが、案内人は、
「そんなボロボロの着物では相手にしてくれません」
「金さえ払えばいいじゃないか」
「宿場女郎と新町の太夫では見識が違います」
そこで大丸呉服店で着物を作る。
百両が入るのだからと、二人とも立派な着物。
宿屋で大騒ぎ。
「神社の修繕のために、百両から十両を引かせて頂いてもよろしいですか」
「構いませんよ」
「世話人への祝儀に五両引かせて頂いても」
「構いませんよ」
「後くじを五両で買って頂いても」
「構いませんが、百両が無くなるんじゃ」
「いえいえ。二十両だけ先に引かせて頂いて、残り八十両はお渡しします。で、当たりくじは」
「これです」
喜多八が渡したのは「亥の八十八番」。
干支が違う。
呆れた世話人。
「三人もいて気付かないとは阿呆な人達だ」
「阿呆だ」
「阿呆だ」
恥をかいて、宿屋に戻ってくる弥次喜多。
そこへ大丸から着物と請求書。
莫大な金額。
弥次さんが、
「この請求書は我々のではない。干支が違う」
請求書に干支はありませんが。
実はすかんぴんであると告白した弥次喜多。
すると、河内屋の主人が立派な人で、
その着物の代金を支払ってくれる
「河内屋に泊まればお客さんである。
金があろうが、なかろうがお客さんを大切にもてなすのが宿屋だ」
それから、弥次喜多を住吉神社に連れて行ってくれる。
あちらこちらゆっくりと見物させて、路銀を持たせてくれる。
実に素晴らしい人物。
この河内屋は明治半ばまで営業しておりました。
「弥次喜多の間」というのがあったそうです。
元の女房お福が材木問屋で真っ黒になって働いているということを聞き、
すぐに江戸に行く。
しかし、根が無精者ですから、いつまで続くかはわかりませんが。
これをもちまして大団円。
打ち上げは常連さんのご夫婦が招待して下さる。
何料理かと思えば、すっぽん料理と、クエ鍋。
お腹一杯になりました。
有難うございます。